平凡サラリーマンの株式投資 ~ホントにゼロから~

独身、32歳、年収300万、取り柄もないサラリーマンの株式投資

実態経済とこれからの景気予想

実態経済とは

物を仕入れ、物を作り、営業し、販売した金銭を使ってまた仕入れに戻る。

メチャクチャ簡単に言うとこんな感じになります。
どれくらいの量の金銭が循環して実際に人々の所へ届いているのかというところでしょうか。

金融経済とは

金が金を産む構造の事を指します。




株価が上がっても庶民である自分達の生活は豊かになったのかイマイチわかりませんでしたね。
だから実態経済と金融経済に差があるとコロナショック前の株高の時はちょこちょこ聞こえてました。



で、今回は現在の実態経済の話とこれからの景気を勝手に予想するコーナーです。


自分はスーパーのテナントに入る飲食店のサラリーマンを12年やってます。

皆さんも知っての通り現在外出自粛期間でして、それはもう今までに経験したことの無いような、お客さんの少なさでした。

比例するように売上は昨年対比の60%!
普通にしていたら、頑張っても出せるような数字ではないんです。

でもどれだけ売上が無くてもテナントの賃料は払わないといけないし、銀行から借りている会社の月の有利子負債は返済しなくてなりません。

金が無いからといってスタッフの給与を遅らせたりする事もできません。
皆辞めてしまって営業出来なくなってしまいます。

食品の卸売り業者の支払いが滞ってしまえば取引停止になってしまいます。

どれを選んでも倒産不可避なんですね。

しかし今はどれになってもおかしくない状態です。

自分の所属している会社だけではなく、大半の経営者はどうしようか頭を抱えているでしょう。


仮に自分の所属している会社が倒産すると、

食品卸売り業者が倒産します。

するとメーカーが倒産します。

そうなると原材料を取扱っている会社が倒産します。

こういう具合に連鎖して倒産していきます。
ぷよぷよなら

ばよえーん

が聞ける程の連鎖です。


倒産した会社に居た人は一時的に無職になってしまい、金を使わなくなる。
そうなるとこれまた各業界の売上が落ちていってしまうということですね。

経済の循環と血液の循環は似ていて、両方共循環が悪いと調子が悪くなってしまいます。

そして日本の景気ですが、ゴールデンウィークがデットラインだと思っています。

ゴールデンウィークまでこの自粛モードが続いてしまうと体力の無い企業は一気に倒産し、日本の内側から一気に不景気に突っ走ると思います。

これを回避できても外国からの不景気がジワジワやってくると思うんですが、一気に不景気になられるよりはマシとは思うんですが、どうでしょうか。


皆さんこれからの資金管理は本当に重要だと思いますので、慎重に立ち回りましょう。

以上です。